

快眠できる!安心・安全な健康配慮素材を厳選。 ウエルネスプロダクツ
一生を過ごすマイホーム。使用する資材によって、家族の健康が大きく左右されます。元気で楽しい人生を送るためにも、健康に配慮した資材を選ぶことは、これからの家づくりに欠かせないテーマとなっています。 マテリアルペディアでは、安心・安全にこだわり、自信を持ってお勧めできる「ウェルネス(健康)プロダクツ」をご用意しました。大切な家族のためにも、ぜひお選びいただきたい商品です。

ウェルネス(健康)プロダクツ
について
1スマートウエルネスとは
健康な状態で長生きしたいということは、すべての人にとって共通の願いです。
日本人の平均寿命は、男性、女性とも世界トップクラスとなっています。また、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合(高齢化率)は世界に類を見ない速さで増えております。
こうした高齢化に伴って、認知症や生活習慣病、関節疾患などのために介護が必要となる高齢者が増えており、高齢社会に対応するためには、単に長生きをするだけでなく、いかに「健康寿命」(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)を延ばすかが大きな課題となっているのです。(政府広報オンラインより抜粋)



2生活習慣病を考える
1.日本人の国民病になりつつある高血圧
厚生労働省の調査では、循環器疾患に結び付く可能性がある高血圧と推定される日本人は全国で4,000万人以上。人口の約3分の1にあたります。
高血圧自体はほとんど自覚症状がありません。しかし高血圧を放っておくと動脈硬化を引き起こし、やがて脳卒中や心臓病などのさまざまな病気を引き起こします。 高血圧の恐ろしさは、これらの高血圧合併症にあるのです。
血圧が上がる3大要因
- 遺伝的要因
- 生活習慣個人の努力で改善可能
- 寒さ住環境の改善により対応が可能
高血圧によって引き起こされるおもな病気
- 脳の病気:脳出血・くも膜下出血・脳梗塞など脳の血管が詰まったり、破裂したりするために起こる
- 心臓の病気:狭心症・心筋梗塞・心臓肥大症など心臓への血流が悪くなったり、詰まることで発症
- 腎臓の病気:腎硬化症・腎不全など
高血圧は腎臓機能の低下を招く。腎臓機能が低下すると、さらに血圧を上昇させるという悪循環に陥る

2.寒さと循環器疾患の関係
健康寿命を延ばすために気をつけなければならないポイント、それは「冬の寒さ」なのです。死亡率は一年でもっとも冬場に高くなります。この季節間の変動は明らかで、循環器系、呼吸器系、神経系、血管系などさまざまな死因で同じ傾向が見られます。
右のグラフは入浴中の急死者数の月別データです。これで見ると気温の低い冬に死者数が増えていることが分かります。


3.循環器疾患による突然死の起こりやすい時間帯
右のグラフは心臓病の突然死(急性心筋梗塞など)が朝方に多発していることを示すデータです。
心臓系の突然死(急性心筋梗塞など)が朝方に多発していることを示しています。
断熱性能が低いと外気の影響を受けやすくなり、居室間に温度差が生じ、この温度差がヒートショックを引き起こし、脳出血や心筋梗塞など重篤な疾患の要因となるのです。
一般的に、夜に交感神経の働きが弱まり血圧低下、早朝に交感神経の働きが弱まり血圧低下、早朝に交感神経が活性化し血圧が上昇するので、寒さなどの条件が加わると、さらに血圧が急上昇する危険があるのです。

3住まいの木質化が健康へ及ぼす影響

1.血圧
右の表は無断熱と高断熱それぞれの一般床と無垢木材床による環境の血圧測定結果です。(ナイスグループと慶應義塾大学との共同実験より)
これによると、無断熱よりも高断熱の方が、さらに一般床よりも無垢木材床のほうが血圧上昇を抑制する傾向があることが分かります。
血圧コントロールのためには、高断熱だけでなく、木質化も必要な条件のひとつとなりえるのです。

2.睡眠
日本人の約5人に1人が不眠で悩んでいるというデータがあります。これが高齢者になると約3人に1人の割合に増えるそうです。
現代人の多くの悩みともなっている睡眠についても興味のあるデータが出ています。
平成22年に公布された「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」により、学校の校舎でもコンクリートから木への回帰が起きており、木造校舎で過ごす生徒は風邪を引きづらい、健康的になるなどの報告があります。 住宅でも、無垢木材床が血圧抑制に効果があるのは前述の通りですが、質の高い眠りをもたらすことも実証されています。木の香りには、リラックス効果があるD-リモネンやα-ピネンが含まれています。内装の45%を木質化することで、交感神経を落ち着かせてスムーズに入眠でき、熟睡時間が向上します。
3.木の香りとは
近年、香りや匂いの人体への影響が研究され、健康やリラクゼーションのために積極的に取り入れようという動きも出てきました。
住宅の内装材として、昔から多用されてきた木材。それは木材の見た目、手触り、調湿性、加工性に加え、心を落ち着かせる独特の香りが存在するからなのです。
α-ピネンを多く含むスギやヒノキなどの木材を利用することで、リラックス効果が期待できます。
セスキテルペン類とは
リラックス・鎮静効果に優れていると言われます。特に、セスキテルペン類に含まれるセドロールは脈拍と呼吸数の速度低下、血圧低下、脳内のα波の増加等の研究結果が報告されています。
代表的な植物由来成分α-ピネンのリラックス効果の検証
α-ピネンは スギ・ヒノキなどの針葉樹の主成分です。木の香りをかぐことで、心拍数は下がりリラックスすることが分かっています。


副交感神経とは
睡眠中やリラックスしているとき、ゆったりと落ち着いている時に働きます。副交感神経が活性化すると、筋肉が緩んで血管が拡がり、心拍数はゆっくり、内臓は活発になり、からだの修復や疲労回復が行われます。
4おすすめのウエルネスプロダクツはこちら
マテリアルペディアでは、様々な住宅におけるウエルネスの観点から室内の「温度調整」「湿度調整」「空気の質」「有害物質除去」などをキーワードにいくつかの商品をご紹介しています。
1.ハウスダストの巻き上げなしの輻射式空調システム
① 全空気式床冷暖房システム(ユカリラ)【輻射式床冷暖房で、心と体がリラックス】
エアコン1台で夏は室内がまるでお堂の中の様にひんやり、冬は床からじんわり暖かい。 エアコンの風で冷えすぎたり、暖め過ぎたりすることがなくなります。
② 輻射式床暖房システム(ユカポ)【温めたいときに暖めたいところだけを素早く暖房】

必要の無いときには直ぐにオフにできるので、ランニングコストを低減できます。家族の帰宅がバラバラの平日、便利で無駄がありません。
③ 蓄熱暖房システム(AEG蓄熱暖房機)【深夜電力時間帯に蓄熱し、一日中ぽっかぽか】
一日中輻射熱を放出し、居室内の暖房ができます。アレルギーの原因となるダニの発生を抑えるので、家にも人にも優しい暖かさです。

2.すぐれた断熱効果
④ 外付けブラインド(ヴァレーマ)【窓からの日射エネルギーを約80%カット】
屋外設置のため、窓とブラインド間の空気が滞留して熱が蓄積しにくく、遮熱性が高まるからです。
室内ブラインドの場合は、窓とブラインドやカーテンの間で暖まった空気がたまり、照り返しで温室効果が生じて室温上昇につながるのです。

⑤ 高性能断熱(アクリア)【冬は暖かく夏は涼しい高断熱住宅を実現】
高性能なグラスウール断熱材。一般のグラスウール断熱材に比べ繊維径が細かく本数が多いので、断熱性能が向上しています。
3.空気の質にもこだわりを
⑥ 外気清浄機能付全熱交換換気扇(ローヤル電機熱交換換気システム)【室内はいつでもクリーンな空気】
日本トップクラスの省エネ性能全熱交換換気扇。最先端技術で 「PM2.5除去」「抗菌」「抗アレル物質」「化学物質除去」に有効です。

⑦ 石膏ボード(ハイクリンボード)【ホルムアルデヒド吸収分解性能】
有害物質ホルムアルデヒドを短時間で吸収分解し、再放出させません。エアコンや空気清浄機などと違い、ランニングコストがかからず、お部屋の空気環境をきれいに保ちます。


4.おすすめの木質内装材
⑧ 無垢フロア【接着剤フリーであたたかい肌触り】
接着剤フリーの無垢フロアは、自然素材で冷たくならないからヒートショック対策にも有効です。
素足で触った時の感触から、木の温かみややわらかさを感じられます。

⑨ 木の塗り壁(Mokkun)【自然素材の力で空気清浄】

木の端材を利用し、自然素材のみで作った塗壁です。
その調湿効果、木の香りを感じることで得られるリラックス効果。
自然素材100%なので、お子様や化学物質過敏症の方にも安心の素材です。
Mokkunの特徴
- 調湿効果…珪藻土や漆喰よりも優れた吸放湿の数値を実現。
- 消臭効果…生活臭の元となるアンモニアを吸着。
- 抗菌効果…食中毒の原因ともなる黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果を実証。菌が繁殖しません。
- 忌避効果(きひこうか)…蚊を寄せ付けにくいことが実験データで明らかに。
- 癒し効果…ふんわりとした木の香りが感じられ、リラックス効果も。家に居ながらの森林浴効果にも期待